8月29日(火)まで開催されていた、真言宗総本山 東寺・食堂(じきどう)にて、インドの現代ゴンド・アートの第一人者であるバッジュ・シャームの日本初となる個展『Bhajju Shyam KYOTO(バッジュ・シャーム・キョウト)』に行ってきました。
バッジュ・シャームは、工芸品のようなハンドメイド絵本/アートブックで世界中から高い評価を受ける、南インド・チェンナイの出版社「タラブックス」からの作品出版で知られるアーティストです。
「ボローニャ・ブックフェア」では優れたデザインの本に贈られる「ラガッツィ賞」を受賞し、世界8ヶ国語に翻訳されている『The Night Life of Trees』(邦訳:『夜の木』)の共同著作者の一人として知られます。世界では多数個展が開かれていますが、日本での開催は今回が初めてです。
会場の様子をいくつかご紹介します。
写真から見てわかるように、本当に線やタッチが緻密で、大胆なパターンやモチーフとなっています。色彩も鮮やかで目を惹く作品ばかりです。
ゴンド族に伝わる神話や伝承、そしてバッジュ・シャーム自身の物語とともに楽しむことができる展覧会となっていました。
ART WRITER
香月イユ
Instagram : @iyu_magical
Twitter : @iyu_kouzuki
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